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12人の怒れる陪審員達

裁判の内容を踏まえた陪審員12人が全員一致の判決を導くために熱い討論を
展開していきます。さてさてどうなるのか。是非、ご鑑賞の上お確かめ下さい。



PHOTO 人物紹介
陪審院長。職業はハイスクールのフットボールコーチ。議論には参加せず、議論の進行役に徹している。

職業は多分サラリーマン。小柄で声質も高く(滅茶ソプラノボイス)、一見ひ弱そうなのですが、自分の意見をしっかりと持っている。

メッセンジャー会社社長。0から起 こした会社を37人の社員を雇用する会社に育てた叩き上げ。スパルタ式で手塩にかけて育てた息子(22歳)に裏切られて家出され傷心しているのだが、それを認めたくない。今回の被告と自分を裏切り家出した息子が同化していて、被告と自分の息子を同一視している部分がある。
職業は株の仲買人。冷静沈着で感情に流されない知的な人。他人の意見に流されずあくまで裁判での事実、証拠に基づいて有罪・無罪を自分の中で決められる人。
スラム出身。スラム出身ということでは今回の被告といっしょであるが、この人は努力してスラムから抜け出し、普通の平和な生活をしている。スラム出身だから出来る重要な指摘を・・・
職業は工事関係の肉体労働者。多分学歴は乏しい人なのですが、「お年寄りは尊敬する」といった社会の一般常識・道徳をわきまえている人。余談ですがダウンタウンの松ちゃんに目元が似ています。こういう人がもっとたくさんいると社会は平和だと個人的には思う。日本人もひと昔前はたくさんおったのに。
マーマレードの訪問販売をしている。真面目な議論には馴染めないらしく、議論の場を度々茶化してしまう。人生気楽が一番、成り行き任せといった無軌道な考えで生きている人。実は、早くこんな議論を終わらせてヤンキースのナイター試合に行きたくて仕方ない人。人間誰だってこんな一面を持ち合わせていると思う。
ヘンリ−・フォンダ演ずる建築家デイビス。3人の子供がいる。この議論の火付け人。明らかに有罪の濃い裁判であったにも関わらず、「人の命 をたった5分の話し合いで決めて、もしまちがっていたら?」と陪審員の責務としてそれでも被告人の生死に関わる重大な議論なのだから、とことん話し合うべきだと主張する。
御老人マカードル。視力が2.0。この視力と観察力がこの議論に決着をつける大切な点に・・・・・
工場経営。夏風邪をひいている。 スラム育ちの人種に偏見があり。理論ではなく、怒鳴り相手を威嚇することで議論を押し切ろうとする自己中心派。
欧州出身の時計職人。生粋の米国民でないため、やや劣等感を持っている。しかし、正義感と陪審員としての自覚を持っている。
広告代理店勤務。仕事が多忙らしく議論中もなかなか仕事が頭から離れない。ジョークが好きで多分付き合えば楽しそうな人なのですが、回りの意見に左右されやすい傾向のある人。



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