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シャレード


元気の出る映画特集 御存じオードリー・ヘップバーンの主演作。ケーリー・グラントの共演した お洒落でスタイリッシュな謎解きものです。なんというかこの作品は当時の 脚本の妙技を思う存分発揮してくれてる作品って気がしてとても好きです。
最後の最後まで展開が読めないところがあって、ホント面白い脚本ですね。 話はずれますが、ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 [DVD] でグレゴリー・ペックの演じたオードリー の恋の相手役の新聞記者役、当初はケーリー・グラントだったらしいです。 年令差を理由に断ったらしく、結局はグレゴリー・ペックになったんでしょうけど オードリー・ヘップバーンとケーリー・グラントの演じる「ローマの休日」 ってのも違う味わいがあって良さそうですよね。 ではでは本題に話題を戻して、ストーリーは・・・
何も自分の素性を教えてくれない秘密の多い夫との離婚を考えつつ、 アルプスのスキー旅行からパリに戻ったレジーナ(オードリー)に 夫が何者かに殺されたという知らせが・・・・。
大使館の財務官に呼び出されたレジーナは、彼女は夫が第2次世界大戦中に 輸送中だったドイツ軍の金塊を持ち逃げし隠し持っていたという事実を知ります。 その額、25万ドル。妻のレジーナが金の隠し場所を知らないはずがないと、 葬式に参列し不審そうに死体を調べたりと・・・夫との共犯でありその金を狙う3人組に、 執拗につけ回されます。しかし、まるで金塊の各紙場所など知らず 追い詰められたレジーナはスキー場で知り合った魅力的な男 ピーター(ケーリー・グラント)に助けを求めますが・・・・。
しかしその3人組も次々殺され、ますます謎は深まり・・・。 実はこの3人とも関係があるらしいピーターこそ今回の事件の黒幕では ないかと密かにレジーナは疑いますが・・・。 何度も危険をくぐり抜けるうちに次々と謎は解けていき、 25万ドルの謎も解き明かされて行く・・・・。 といった感じです。
冒頭でも書きましたが、こんな作品が映画の真骨頂って気がします。 脚本も素晴らしいし、ウィットに富んだ会話も素晴らしい。 笑わせるし、ハラハラさせるし、展開も2転3転。 最後まで観る者を引き付けて離しません。
あと、素晴らしいのがBGM。ここで流れるBGMは誰でも一度は聴いた事 あるのでは?曲聴いただけで作品思い出すほど印象的でこの作品にぴったりって感じ。 昨今はここまで映像とマッチした曲ってないんじゃないかな。とても好きですね。


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