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ダーティ・ハリー


元気の出る映画特集 クリント・イーストウッドの出世作。ダーティ・ハリーは最初、フランク・シナトラ が主演のはずだったって知ってました?それが年齢と体力を理由に断わられ、 次にジョン・ウェインに打診したら「西部劇じゃないから・・」と断わられ、 やっとクリント・イーストウッドに決まった経緯があるらしいです。
そしたらダーティ・ハリーが大ヒットしちゃったものから、ジョン・ウェインが 悔しがってジョン・ウェイン マックQ [DVD] っていうおなじような刑事ものを作ったんだけどパっと しない結果になったらしいです。(これも観ましたがかなり当時のダーティ・ハリー を意識してそうな作品でしたよ)。
「ダーティ・ハリー」の魅力はいろいろとありますが、 なんといっても基本となるのは社会正義を守るため暴力には暴力を持って立ち向かう 不死身の殺人課刑事って設定にあるのではないでしょうか? さてさて簡単にストーリーを紹介すると・・・
サンフランシスコのビルの屋上で女性が射殺されます。 自らをサソリと呼ぶ犯人(アンドリュー・ロビンソン)は新たに犠牲者を出すという 脅迫状を警察に送り、高額の金を要求。刑事ハリー(クリント・イーストウッド) は、相棒と捜査を開始します。一度は犯人を逮捕するがハリーの警察の手順を無視した 逮捕のため不起訴になり釈放、再びバスジャック事件を起こした犯人をハリーは射殺し、 ポリスバッジを湖に投げ捨てる。って展開です。
この事件とは別件で、銀行強盗を44マグナムで制圧するシーンが最初の方にあるのですが、 ホットドック頬張りながらやるんです。ここがかっこいい。決めゼリフもいいし。 ハリーに足を撃たれてへたり込み、動けなくなった犯人のひとりが、 拳銃を向けながら近付いてくるハリーに対して、自分の足の側に落ちた 拳銃を手にしてハリーに反撃しようとしています。
しかし、彼には一抹の不安がありました・・・・それは・・・・ そんな時、そんな犯人の不安を察したハリーからこんな殺し文句。
「今、お前は俺が何発撃ったか数えているな?6発撃ち終えたか、 まだ1発残っているのか・・・実は俺も数えてないんだ・・ でも俺の拳銃は最高の破壊力を持った拳銃だ・・・ お前さんの頭を一発で吹き飛ばせる・・さぁ、どうする?」
結局、この時はハリーの決め台詞にビビって降参した犯人に対して 実は弾の残っていなかった44マグナムの引き金をこいつに向けて引きます。 その行為に驚いた犯人の醜態を晒させ、それを見て不敵な笑いをハリーは浮かべるハリー。
この台詞がクライマックスでもう一度登場するのですが、ここが見物です。 バスジャックした犯人を阻止するために橋の上からバスへ、ハリ−は飛び移るのですが、 橋の上で仁王立ちしてバスを待つハリーの姿がやたら渋い。 日本語吹さんの「泣けるぜ・・」って台詞はまさにハリーっぽくてかなり渋いです!


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