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ダーティ・ハリー5


元気の出る映画特集 かなり経ってから作った5作目なのでハリーもさすがに 年老いた感じは否めません。鮮烈な刑事像で映画界を震撼させた ハリー・キャラハンも1作目から17年経過してる本作ではベテラン 刑事の年齢のはず。でもハリーが型にはまりまくった警察機構に 順応出来るはずもなく、従って出世してるはずもない・・・・。
結局は 万年ヒラのままの叩き上げ刑事って設定しか残ってない ですからね。こうなると設定の描写が難しいですよねぇ。
上司に逆らうってのも若手だからかっこいいけど、 同じ年齢の上司に逆らうってのもちょっと・・ってところがあるし。
(金八先生も最初の頃は、若手熱血教師ということでそういう側面から 描いていましたが、晩年は描き方が酸いも甘いも知り尽くしたベテラン教師でしたからね。 でも、金八の教え子は常にその時代その時代の中学3年生なわけでそのあたりは作り手も難しかったんでしょうね。)
このシリーズの敵は今までにいない相手。人気ロックアーティストや映画の評論家 などが次々に惨殺され、捜査の過程で容疑者の一人に映画監督が浮かび上がってきます。
低予算映画の製作で知られる彼が書いた「死亡予想ゲーム」の賭けリストそのままに 事件は起っていたのです。しかも賭けリストの最後の名前は 「ハリー・キャラハン」・・・。映画監督が本当の殺人犯なのか、 他に何か意味が隠されているのか・・・ 一見、無差別とも思える殺人の目的は何なのか・・・ なぜハリーが殺人予想ゲームの標的に・・・・ 全ての謎をハリーが解き明かして行きます。
爆弾を積んだリモコンカーが執拗にハリーの乗る車を追い詰めたり、 ハリーの車が賭博の一味の車2台に挟み撃ちになり、絶体絶命の危機になったりと アクションシーンもふんだんにありますが、老いても強い者(ハリー) はさすがに強いです!万歳!ハリー・キャラハン!


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