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ドラゴン怒りの鉄拳


元気の出る映画特集 ブルース・リーの主演作。主役としての主演作は 本作が2作目。1作目はドラゴン危機一発 [DVD] という作品です。
本作は敵役の設定が日本人だったため、日本公開には消極的だったらしいのですが、 ハリウッド製作のディレクターズ・カット 燃えよドラゴン 特別版 [DVD] が日本で大ヒット! 日本ではブルース・リー、ヌンチャクブームが頂点ということもあり 香港時代の主演作である本作も日本公開に踏み切った経緯があるとのこと。
しかし、さすがにブルース・リーとあって日本公開時も大人気だったそうです。 当然ですけどねぇ。香港の映画界は当時、遅れていて 脚本なしでぶっっけ本番その場の雰囲気で撮影することも当たり前 だったらしいのですが、(「ドラゴン危機一発」もそうだったそうです) 本作はしっかりとした脚本に基づいて撮影されたとのことで、 展開がしっかりしてます。とにかくブルース・リーの個性が いかんなく発揮されててとにかくかっこいい!
日本人が袴を後ろ前にはいていたり・・・・ (袴のはき方を知らなかったんでしょうね)
笑えるところもあるのですが、脚本はしっかりしてます。
広東語版と英語版があるのですが、どっちもいいです。 ブルース・リーの作品は、ハリウッドの「燃えよドラゴン」以外は 声優さんが声を吹替えているから、ブルース・リーの肉声じゃないので 好きなので宜しいかと。
没10年後に「Return of the dragon」という曲をメインテーマ曲にした ニュープリント版(英語版)が「ドラゴン危機一発」と共に公開されたのですが、これは未だビデオやDVDになってないんですよね。 これも、その曲が映像にマッチしていてとてもいい仕上がりなのですが。 印象的なラストシーンで作品は終るのですが、この作品の監督、ロー・ウェイ は主人公は最後に死んだ方がいいという考えで、ブルース・リーは生き延びた 方がいいという考えで反発し、もめた結果ああいうラストシーンになったらしいです。 でも、そのラストシーンが印象的な素晴らしいものになってます。 リーの恋人役のノラ・ミャオも素敵です。


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