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ロッキー・ザ・ファイナル


元気の出る映画特集 「ロッキー・ザ・ファイナルを観ての感想は率直に 「おぉ〜スタローンらしいな」と思ったところ。(その意味は後に書いていきます)
原題は「ROCKY BALBOA」で邦題は「ロッキー・ザ・ファイナル」。
別に原題のままでいいんじゃないかなと思うのですが… 日本公開となると邦題つけたがるのはこれに限らずですけどね。
「ロッキー・ザ・ファイナル」なんてストレートにロッキーのファイナルって部分を 強調するより、「ロッキー・バルボア」って1人のボクサーの生き様の集大成を 本作品は描いている作品だと思うのでロッキー・バルボアって1人のボクサーに スポットライトを当てたような「ROCKY BALBOA」って原題はピッタリ来る 感じなのですが。
日本公開にあたって、「ロッキーの最新作、それもファイナル作だぞ〜観ないとダメだぞ〜」 みたいな興行主の意気込みが見え隠れして(笑)、何かしっくりしない気がします。 うまく説明できませんが、「ロッキー・ザ・ファイナル」だと ロッキーの元々の原点を描いた「ロッキー」「ロッキー2」とは一線を画す 「ロッキー3」、「ロッキー4」のようなチャンピオンになった後のエピソード といいますか作りが派手な作品も含めて、全部ひっくるめてのファイナル作って 感じがあり、ロッキー3、ロッキー4のあの派手さというかスケールのでかさみたいな のも意識して期待して観ちゃうなんてのもありそうなのですが、 あくまで本作品はそう言う路線じゃなくてあくまで「ROCKY BALBOA」 の生き様の集大成を描いているので、そのあたりが 「ロッキー・ザ・ファイナル」って題名だと微妙に違う気がします。 確かにファイナルなんでこれでもいいんですけどね(笑) 個人的にしっくりこないって感じでして。
題名はこれくらでいいとして、ストーリーは・・・。
これから鑑賞する方もいらっしゃると思うのでネタばれはしませんが、 見所とかそのあたりを管理人なりに書かせて頂きます。 まずは、観るスタンスとしては先ほども書きましたが 「ロッキー3」、「ロッキー4」のような派手さやスケールの大きい感じは 期待してはダメで、あくまでロッキー1,2,5の延長線の ロッキーの原点に回帰した作品だということ。
もっとはっきり言えばロッキーの原点である一作目を大切に大切にしながら この最終作に書き上げたって感じです。 これはスタローン自体もロッキー、ランボーシリーズ以降、色々苦労していますので 原点に帰って原点を見つめ直したいって気持ちが多分にあるのではと思う。 超高齢化社会の日本においては、ロッキーと同年代の方も多々いらっしゃるので 老いたロッキーが、あの過去にあれだけの事やってのけたロッキーが 本作品の中で今度は何を成し遂げ、何を得たのかなんてところがこれぞロッキー! って感じで共感出来るところだと思う。
また若い世代はこれを機にロッキー全作品を観るきっかけになるに 値する本作品だとは思います!ロッキー万歳!


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