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スペース・カウボーイ


元気の出る映画特集 「スペース・カウボーイ」・・・。まさにそんな感じがぴったりの娯楽大作です。 イーストウッドとともにロケットに乗るのは、これまた渋い演技で定評のある トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー。 老練で洗練された実績を持つ彼らがNASAが誇る最新式のスペースシャトルを 現役のパイロットにも出来ないと言われる「手動」で、それも危険を伴う方法で 操縦する様は、まさに荒馬を乗りこなすベテランカウボーイの様です。 また生き様そのものもまさにカウボーイ!まだまだ若い者に第一線を任せちゃ いられません!って感じの心意気を感じました。
さてさてストーリーは・・・・
1950年代、アメリカ空軍のコービン(クリント・イーストウッド) を中心とする伝説的なテストパイロット・チーム「ダイダロス」。
宇宙探索の実験飛行のために、ロケットの打ち上げに向けトレーニング、 待機していましたが、実はそのプロジェクトは空軍に代わって NASAが遂行することになり、1958年の初の有人宇宙探索の際の飛行士は 空軍の彼らではなく、土壇場でNASAが決定した一匹のチンパンジーが乗り込むことに。
その記者会見の席上で、コービンはマスコミに対し、自分が夢見た宇宙飛行士 としての夢を断たれた相手・・・チンパンジーと握手するという辛酸を 舐めさせられます。
 それから約40年経た現在。コービンに40年前に 夢敗れたはずの宇宙飛行しとしてのチャンスが訪れます。
ロシアの宇宙船アイコンのシステムが故障し、通信網が壊滅の危機に瀕しており、 このままでは墜落してしまう。現在はNASAと協力体勢であるロシアは 旧ソ連時代の遺物のはずの宇宙船アイコンをどうしても墜落させずに修理して 軌道に戻したいと要求。しかし・・・・・ それを修理できるのは、アイコンと同じシステムを持つアメリカの旧式の通信衛星 スカイラブを設計した彼、コービンしかいないという結論に。
彼はこの任務を引き受けるに当たり「ダイダロス」を再結成することを要求! なぜ、アメリカの通信衛星スカイラブと同じシステムを、当時冷戦状態だった ソ連の宇宙船アイコンが搭載しているのか? なぜ、ロシアは旧ソ連時代の遺物といってもいい 宇宙船アイコンをそのまま海に墜落させずに修理して軌道に戻したいのか?
様々な疑惑を描きながらも、チーム「ダイダロス」は宇宙船アイコンを 修理するために宇宙へと旅立ちます。そこで明らかになる真実とは・・・ って感じの展開です。
宇宙での彼らの活躍もまさにカウボーイ!ラストシーンはまさに男のロマンって 感じです!このラストシーン、チーム「ダイダロス」の1名がある場所で横たわって いるのですが宇宙服を着ているため、顔の表情がわかりません。 でも満足した最高の笑顔をしているように見えるのは私だけではないはずです。


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