ストリート・オブ・ファイヤー | |
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この作品の主役トムーコーディ役のマイケル・パレは、
いろいろと主演作を出してはいるものの、この作品以外はパっとしませんが
この映画では最高です。こんな主役が実際いたら、かなり渋いです。 共演はダイアン・レインでエレン・エイムって役名の人気ロックシンガー役。 ある日、自分の育った街で凱旋コンサートを開くところからスタート。 でも、その街は警察でも手に負えないボンバーズっていうアメリカならではって 感じのバイク集団に仕切られていて、怯えて生きているような街。しかしコンサ−ト中に ボンバーズにエレン・エイムが拉致されて、奴等のアジトに監禁されます。 しかし、警察も街の人もボンバーズを恐れて何もできない・・・・・・。 そんな中、街に帰ってきたトム・コーディ。以前彼はエレン・エイムと恋仲だったのです。 トム・コーディが中心となり、たった数人だけでエレン・エイムの救出がはじまります。 その過程でなぜトムは昔の恋人のために危険な救出をするのか、なぜ2人が別れたのか どんな心のすれ違いが在ったのかが次第に明らかになります・・・・・ そして宿敵ボンバーズのリーダー「レイベン」とトム・コーディの決着。レイベンの コスチュームが魚屋みたいな衣装で笑えるのはご勘弁(笑) エレン・エイムの一度スレ違った恋の行方は・・・・。恋人って何だ、結婚って何だって 事を認識させてくれる映画ならではラストが感動させます。 実際こんな男女になれたらいいと思うはずですよ。 こんなすごい強烈な男女の結びつきは映画ならではですが・・・・・・ まさに映画だからこそ出来るストーリー。 トム・コーディが「俺はお前の衣装持ちにはなれない。でも必要な時は・・・・・・・」 ってセリフがあって、そのあと、彼女のコンサ−ト舞台を客席の後ろ から眺めているいるシーンがあるんですが会場の外に出る瞬間までのシーンが渋いんだよね。 心の内側を考えるとすごく辛いと思うんだけど。あえて振り切るように外へ出る。 そのあとのシーンでいっしょにボンバーズと闘った見かけは男勝りの女性とのセリフの やりとりがあるんだけど、そこがまた粋なんだよ。 全編に流れるロックンロールともストーリーがマッチしてていいし。 観てない人は必見です! |